デジカメ散歩写真

「建物礼賛」慶応義塾大学塾監局

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c0009981_17281985.jpg図書館見学後、隣の建物「塾監局」へ移動。
建築年、大正15年。この時代の特徴であるスクラッチタイルが使用され端正な建物に仕上がっています。
保存状態もかなり良好で素晴らしいです。
内部は事務局があり、外観と二階への階段の撮影だけになりました。

所在地:東京都港区三田2-15、建築年:大正15年、設計:曾禰達蔵・中條精一郎

●スクラッチタイル
建築物の外壁を覆う材料で、縦方向のひっかき傷を付けた茶褐色のタイル。
鉄筋コンクリートの無表情な外壁を補う為に、大正末期から昭和初期に普及。

<追記>
塾監局は他の大学で云うところの「事務局」のことです。明治4年(1868)に芝新銭座から三田に引越しましたが、その時「慶應義塾社中の約束」という申合せを作り、学校の職務を分担する部局「塾監局」「会計局」「童子局」「教授方」を設けました。童子局というのは塾生(生徒)のうち年少者の面倒を専らみるところで、塾監局は年長の生徒をみました。子供が兄貴の馬鹿な真似をしないように別々にしてあったのです。
その後、他の部局は「塾監局」に統合され、今は学校法人本部、大学事務局を兼ねた部局となっています。この建物の中に塾長や理事が常駐しています。
by humsum | 2005-05-21 05:01 | 建物礼賛